八坂地区人権教育研究大会 ~やさしさの花を咲かせようフェスタ~
2021年6月12日 07時19分「八坂地区人権教育研究大会 ~やさしさの花を咲かせようフェスタ~」が行われました。
始めに人権標語入賞者の表彰を行いました。
そして、松山東雲女子大学非常勤講師 日本ボランティア学習協会理事 柴崎あいさんに、演題「ただいま、おかえりって言いあえるまちに」で講演をしていただきました。
柴崎さんは、シトラスリボン運動の発起人の一人です。新型コロナウィルスの怖さから生じている差別に対して、「このままではいけない」、「差別を受けている人たちに、『私たちは味方だよ』と伝えるものをつくりたい」という思いがシトラスリボンを作るきっかけだったそうです。
そして今、全国に広がっているシトラスリボン運動には、「どんなことがあっても大丈夫」という意味もあるそうです。
柴崎さんは、ボランティア活動にも積極的に取り組んでいて、西日本豪雨災害でのボランティア活動についてもお話をしてくれました。その経験から、「ただいま」、「おかえり」という日々の会話が、「あなたの存在に気付いているよ」というメッセージの交換になり、人と人とのつながりを大切にすることが、「何があっても大丈夫」と思えるまち・暮らしに近づく第一歩であることを教えていただきました。
校長先生から、「友達や地域の方とのつながりを大切にする八坂小学校にしていきましょう。」とお話がありました。
新型コロナ感染症対策で、体育館は児童のみでしたが、公民館の方々にご協力をいただき、保護者や地域の方は、Zoomで講演を視聴することができました。ありがとうございました。